久しぶりに会った友達とランチをしたとき、こんな言葉が出たことがありました。
「全然変わらないね!」
私は笑顔で「そんなことないよ〜」と返しながらも、心の中では違うことを考えていました。
——同い年のはずなのに、なんで私はこんなにも“おばさん”に見えるんだろう。
比べてしまう自分が少し嫌で。
でも、その感情は止められませんでした。
誰にも言えない「小さな劣等感」
お互い同じように年月を重ねたはずなのに、私はボヤっとして見える。
子育てが終わってるから?
更年期はまだ?
若く見えるのは髪のせい?
そんなことを頭の中で行ったり来たりして、気づけば虚しさみたいなものが広がっていました。
そして「髪のこと」「見た目のこと」って、重い話に聞こえそうで、
本当はそんな気持ちを持ちながら、誰にも相談できないんです…っていう女性が
まだまだ沢山いるのではと思っています。
私がずっと持っていた
誰にも言えない小さな劣等感はきっと、自分で気づいたときよりも
もっと前から積もっていたのです。
女性の感情は、ずっと忙しい
子育てを頑張る。家族を優先する。自分のことは後回しにする。
その『クセ』になっているのは、いつの間にか身体にも髪にも出てきます。
劣等感からくる悲しさ、虚しさ、不安。
そして色々な気持ちの揺れ。
私も日頃からその感情がずっと忙しくしていました。
髪が変わった——ツヤも、手触りも、気分も
産後も、そして歳を重ね、また体が変化する節目に
さらに、追いかけるように髪が変わっていきました。
- パッサパサでツヤがなくなってきた
- クセが強くなったように感じる
- シャンプーのたびに、絡む髪の量が増えた気がする
- 「このまま髪なくなっちゃうかも💦」って思う時期があった
その虚しいような気持ちって、すごく静かで、でもずっと頭の片隅に残るんです。
私の場合:更年期(ホルモン)の影響
更年期の間に、女性はもう一段階感情が揺れ動くのだと思いました。
私は子宮と卵巣を全摘する手術前に薬を飲んでいたので、生理は強制終了。
いわゆる更年期の症状がすぐに来ました。
とにかく髪が抜ける。
汗がドバっと出る。仕事にならないほど…という声も聞いていましたが、まさに自分のこととして腑に落ちました。
そして同じくらい、気持ちの面でも揺れました。
尋常じゃないイライラ。
また子どもに怒ってしまって、人間こんなにもイライラするものかというくらい自分が情けなくなる。
「私ばっかりなんでこんなにイライラして…疲れる」
そんな風に自分に嫌悪感が募る。
更年期の間に、女性はもう一段階感情が揺れ動くのだと思いました。
でも、原因はホルモンだけじゃなかった
もちろん女性ホルモンは大きいと思います。
40代後半〜50代は女性ホルモンの分泌量が変化する時期で、髪の成長サイクルにも影響が出やすい。
髪が細くなったり、トップのボリュームが出にくくなったりするのは珍しいことではありません。
ただ、私が納得できたのはここでした。
ホルモンが減ること“だけ”が直結してるわけじゃない。
生活習慣の積み重ねで、頭皮そのものが硬くなり、血流が滞る。
それがボリューム不足に拍車をかけている可能性。
また、私が抱いていた劣等感のようなネガティブな感情も、溜まったままの状態で滞り、
不安→悲しみ→怒り
全て自分に循環していたことに気付きました。
つまり、年齢のせいだけでは片づけられない。
いくつもの要因が重なっていたんです。
具体的に変えたこと
ここからは、「クセになっていることの見直し」です。
1)人と比べそうになったら、感情を整理して手放す
人と比べてしまうとき、心の奥では「本当はこう思ってる」が起きています。
- 本当は無理してる
- 本当は言いたい
- 本当は笑顔になれないのに、笑ってごまかしてる
その『モヤッと』が溜まっていない?と自分に聞いてみる。
そして紙に書く、あるいは声に出す。=手放す。
それだけで、感情の重さが少し軽くなる感覚がありました。
死産を経験したことも、その悲しみがずっと心と頭の片隅に残っている時間が長かったのです。
感情のラベリングやエクスプレッシブ・ライティングは、反すうや情動反応を弱めることが報告されており、結果としてストレス負荷を下げ、次の判断に集中しやすくなる。
Pennebaker, J. W., & Beall, S. K.(1990年代の一連の研究)Expressive writing(感情の文章化の効果)
2)商品を探し続ける前に、足すことを見直す
ついつい、検索すると出てくる情報に引き込まれていく。
- ドラッグストアで育毛剤を買う
- シャンプーを変える
- 別のものに乗り換える
- ‶なんとなく良さそう”で選ぶ
- 「これで合ってるのかな」と思いながら続ける
でも、効果が出る前に止めてしまったり、
選ぶことに意識が向きすぎていたり。
そして気づいたのは、これです。
わからないまま使っていたことが、頭皮に負担になっていた。
どんな目的で使っているのか、自分の頭皮はそもそもどんな状況なのか
まず自分を知るのが近道です。
3)本当に大事だったのは、シャンプーの習慣だった
自己流で商品を変えても変化を感じにくかった理由。
それは
- 頭皮をゴシゴシこすっていた
- 抜け毛が気になって洗う頻度を2日にいっぺんにしていた。
みたいに、頭皮にとって正しくない習慣が固定されている。
毎日のシャンプーという“ルーティン”を正しいやり方に変える。
ここがスタート地点を知る事だと思います。
まとめ:今日頑張った自分を、まず褒めたい
わからないまま足し続けるより、
毎日必ずする「シャンプー」というルーティンを見直す。
そして、人と比べそうになったら——
今日まで頑張った自分に、「よくここまで来たね」って褒めてあげる。
髪も心も循環させるために手放すことが必要。
余白ができると心が軽くなっていきます。
少しずつ整えていくために、どんなことをクセにしていて、どんな習慣にしているか、
自分を知ることからはじめることをオススメします。
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