美味しい野菜が、栄養たっぷりの豊かな土壌で育つのと同じように。 私たちの髪も、その土台となる「頭皮」が健やかでなければ、元気に育つことはできません。
前回、食事(タンパク質やビタミンなど)の大切さをお伝えしましたが、せっかく摂った栄養をしっかり髪まで届けるには、「血流」という名の運搬役が欠かせません。
実は、髪の毛一本一本を支えているのは、目に見えないほど細い毛細血管です。 血流が良ければ、栄養がたっぷりと届いてハリのある髪に。 逆に血流が滞ると、どうしても髪は細くなってしまいます。
だからこそ、日々のシャンプーで「ゴシゴシ擦る」必要はないのです。 大切なのは、擦ることではなく、固くなりがちな頭皮を「柔らかく耕してあげる」こと。
特に、帽子で隠れる部分(帽状腱膜)を、ご自身の手で優しく動かしてほぐしてあげてください。これが、髪育における「正しいシャンプー」の姿です。
最近少し冷え込んできましたね。 そんな時期だからこそ、ゆっくりとお風呂に浸かって体を温めながら、この「頭皮ほぐし」を始めてみませんか?
そしてもう一つ、大切なお願いがあります。 それは「夜のシャンプー」を習慣にすること。
髪は静電気でホコリを引き寄せやすく、頭皮は体の中でも特に皮脂の分泌が盛んな場所です。一日の汚れをその日のうちにリセットすることは、清潔を保つだけでなく、お肌(頭皮)の再生を助けることにも繋がります。
「コツコツが、一番のコツ」
今日から、夜のリラックスタイムに「頭皮の土壌づくり」を。 未来のあなたの髪のために、一緒に育てていきましょう。

